本日の反省点

練習で、繰り返しコーチングしている内容は、サッカーというスポーツの当たり前のことです。『失敗しても修正しようとする選手』と『何も考えないで修正しない選手』がいます。同じようにボールを取られてしまったという結果。でも、意味合いはまったく違います。チャレンジし続けている選手は、失敗を次につなげる工夫ができます。監督やコーチもアドバイスができます。でも、何も考えないで修正しない選手は、どうすることもできません。コーディネーションも同じ。やればいつかはできるけど、やらなければできないまま育っていきます。結果、スポーツ障害といわれる怪我の原因にもなることでしょう。
保護者のみなさん、答えを与えないでください。子どもたちは、考えないですむ魔法の言葉『微妙』という言葉を手に入れました。微妙って、結局なんの答えでもありません。いいのか悪いのか?もし、『微妙』っていってきたら、『どんなふうに微妙?』って聞き返してみてください。返答できないはずです。答えを与えるような質問ではなく、自分で考えさせる工夫をしてください。残念ながら、サッカーは自分で判断するスポーツです。自分はよく『なんで?』って声かけをします。察知してあげるんではなくて、物分かりの悪い大人を演じてみてください。『えっ?なんで?』『それがなんで?・・・』と。自分の考えを言葉にできない選手が多いです。普段の声かけから、ご協力お願いいたします。
さぁ、早速
『今日の試合どうだった?』
『微妙。』
『どう微妙?』
『・・・負けたし。』
『なんで微妙なん?』
『○○だから』
『なんで○○なん?』
『××が・・・』
『なんで、××なん?始めから、もう一回ちゃんと文章にしてよ。』
『○○が××だったから』
『だから、試合はどうやったん?』と。