保護者の皆様

猛暑の中、ありがとうございました。残念ながら、指導者の力量不足でいろいろご迷惑をおかけしております。申し訳ございません。恥ずかしながら、保護者の皆様のお力を借りなければ、1試合すらまともにできないチームです。今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。
選手にいい言葉かけをお願いします。プレーについては、すみませんが指導者におまかせいただけませんか?プレーについては、練習の中で修正、訂正を行います。

ひとつお願いがあります。家でぜひお願いしたいことです。選手の多くが抱えている問題のひとつにコミュニケーション能力と言うものがあります。流行り言葉のようにいう「びみょう」という言葉。この言葉が示す意味が「現代の子どもたちのにコミュニケーション能力不足」と「自分で考えることができない」という大きなサッカーの問題点につながっています。
「今日の試合はどうだった?」「びみょう」「・・・」
で終わらせるのでなく、ものわかりの悪い親を演じてください。
「なにが、びみょう?」「試合に負けた」「どうして、負けたんやろ?」
「みんな走らなかった」「どうして、走らないの」「暑いもん」「暑かったら、サッカーは走らないでいいの?」「あかんと思う」「じゃあ、今度は頑張って走ろうか」
というのは、ひとつの例です。大事なのは、答えが正しいかどうかより、自分で考えて、話すということです。サッカーは、チームコンセプトもありますが、自分で考えるということが大事となります。上のレベルにあがればあがるほど、自分を出せるかどうかが大切です。志摩地区の選手は、県レベルの選考会に行っても、自分を出せずに終わる選手が多いです。自分が得意のポジションを取らずに、普段やったことの無いポジションで「いいよ」なんて、いい子になってしまう。コミュニケーションがとれれば、2試合あるから、1試合は自分のポジションをさせてほしいとアピールしなければいけません。大舞台ほど、選手個人の考える力が大切となります。
お仕事でお疲れのこととは思います。でも、選手のためにコミュニケーション能力のために、どうか「ものわかりの悪い親」を演じてください。
すべての答えに「なんで?」をつけると、最後は選手自身に戻ってきます。こう考える習慣こそが、何においても大事かと思います。