一色招待試合に行って

ago_jfc2010-07-18

7月17日は、一色招待試合でした。阿児JFCは、いままで絶対攻撃というくらいに攻撃重視のサッカーをめざしていました。しかし、選手の特性を考え、少し違ったサッカーをしようとしています。そのシステム変更を考えてから、下級生で試してみようと思いました。おおよそ、1ケ月前くらいからわざと3年生の指揮をとり5・6年生相手にどの程度サッカーができるのかを試合の中でみていました。すると、いままで上級生にこてんぱんにやられていた3年生が大崩れしなくなりました。
5・6年生で、もう少し練習をしてから大会に挑みたかったのですが、チームの戦術を試合前に少し確認してから、1試合目を迎えました。
【1試合目】1-1(PK2-1)
いい感じでゲームを支配できていたように思います。でも、相手はとてもいいチームで簡単にはバイタルエリアには入らせてもらえません。そして、先制点を決められてしまいます。なぜか、このとき『あせる必要ないな・・・』と思っていました。いつもであれば、自分自身があせってしまうのですが。試合を静観していました。そして、落ち着いたボールポゼッションの中から、飛び出した阿児のエースNo.9のシュートがゴールネットを揺らしました。
同点で結局、PK戦へ。キーパーのナイスセーブもあり、1回戦を苦しみながらも勝利を収めることができました。対戦した相手はとてもいいチームでした。
【2試合目】0-3
個々の技術の差は歴然としていました。しかし、サッカーはチームスポーツです。1試合目と同じようにプレーできていれば、3失点のうち2点は防げたのではないかと思います。これもサッカーです。結局、対戦した相手は準優勝でしたね。このチームのようなサッカーを目指して頑張りましょう。
【3試合目】0-0(PK3-2)
3試合目の前半はいつもと違うポジションで選手を試してみました。いつレギュラークラスの選手がけがなどするかもしれません。また、監督がいま考えているポジション以外にも選手にあったポジションがあるかもしれません。そのためか、いつもと違ったゲームの入り方。チーム全体にも戸惑いがあったようです。このギャップを試合の中で感じてもらいたかったです。ゲームは1試合目同様いい具合にやりたいサッカーができていたように思います。後半、いつものポジションに戻しましたが、あと一歩ゴールに近づくことができない。同じミスを繰り返してしまう。ゲーム内容としては満足しましたが、シュートの精度とゴールへのチャレンジが少なかったように思います。ここでの1点が今の阿児JFCの課題かと思います。結果、PK戦となり、勝利を収めました。
3試合を通して、ここ数ヶ月間やってきた練習の成果は出ていたと思います。正直な感想として、監督が考えていた以上のゲームをしてくれたと思います。2勝1敗でした。もし、勝利した2試合に負けていたとしても、次につながるいいゲームをしたかと思います。さぁ、次は真夏の大会『フジパンカップ』です。がんばっていきましょう!