NHK杯鳥羽志摩地区予選総括

本日、小雨降りしきる中、NHK杯鳥羽志摩地区予選が開催されました。2戦とも、大差をつけられての敗退。この結果により予選敗退が決まりました。保護者の皆様、雨の降るなかありがとうございました。

今回の大会の位置づけとして、4年生にとっては長い選手で1年半、3年生は半年の今までの練習の成果を見てみるいい機会でした。

普段から、ボールで遊んでいる選手とそうでない選手というのは、明らかです。練習の中で、いろいろな遊びのヒントは、伝えていますのでそれを自分たちで遊ぶようになったら、もう少しボールに慣れてくれるのかなと思います。
今、選手たちが『できない』と感じていることのほとんどは、『不可能』という能力の話ではなく、『しない』というだけだと考えています。練習とか固く考えるのではなく、遊び感覚で普段からボールを蹴るだけで全然違ってくるのですが・・・。
阿児JFCでは、3年生からサッカーを始める選手が多く、ボールを蹴るのがおもしろいと感じてくるのが5年生くらいの選手が多いのかなといままでのOBたちを観ていると思います。多くの選手が、3・4年生の時代には、ボールの恐怖感をとることで終わっていくように思います。2年間サッカーをしていても、1mの距離を思い通りにボールを蹴れないで、サッカーは面白くないと辞めてしまう選手が多くいます。普段の生活の中で、手を細かく使うことは勉強を始めいろいろな場面でしています。しかし、蹴るという動きや細かい動きなど、足を使うというのはあまりしていないのではないでしょうか?だから、サッカーは難しいといえば難しいのですが。子どもが落書きやお絵かきをするように自由に手を使って遊べば、やがて字を書くことができるように、サッカーも同じで足でお絵かきをするようなことがないと細かい動きができないのは当たり前です。いきなり、どのタイミングで、足のどの部分を使ってと瞬時に考えて蹴るという行為はできなくて当たり前です。やはり、まず普段のお遊びが必要となるのですが。もっともっと、ボールで遊んでほしいなと思います。サッカーって、もっともっとおもしろいのにな・・・。