鳥羽JFC練習試合

本日、合歓の郷でご招待を受け、練習試合というよりは交流会をしていただきました。保護者の皆様におかれましては、小雨の降る中、ご声援のみならず、テントの準備など団運営にご協力いただきありがとうございました。指導者の力不足で、毎度毎度申し訳なく思います。すみませんでした。保護者の皆様が、応援のみに専念していただける環境を築けるといいのですが、申し訳ございません。「指導者が少ないと言うのは、お前のせい」と、とある指導者に言われたことがありますが、そのとおりなんだろうと反省しております。
さて、試合ですが、結果よりも内容を重視したく、今回出た課題については自分なりに次の練習へ繋げるべく、いい勉強になりました。
キッズの幼稚園組は、初めての試合でした。どう感じてくれたんでしょうか?
3・4年生では、白色のユニホームで試合を行いました。4月から初めてサッカーをする選手。数人しかいなかったけど、4年生のみんな。それぞれが、これからサッカーをするうえでとてもいい刺激になったのではないでしょうか?
5・6年生では、青×黒のユニホームと緑のユニホーム。青×黒は、課題を残しながらも、手ごたえはありました。荒削りながらも、今年の阿児スタイルの原型が見えてきたように思います。緑ユニホームは、5年生中心となりました。6月にあるU−11大会に向けてのチーム作りをするためのひとつの挑戦でした。
【全体的な課題】
どんな球技でも同じです。まず、「観る」ことです。「見る」ことから「観る」へ。考えるために観る。「いま、自分はどこにいるのか?ゴールは?相手選手は?味方選手は?」「スペースは?広いところはどこ?」観て考えるということを自然とできるようにクセをつけましょう。「前に来たボールを前に蹴るだけというプレーは賢いのか?」
観れば、答えがひとつじゃないことがわかります。悪い答えも良い答えもあります。
ただし、どれだけ首を振って周りを観ても、全部観れないときもあります。残念ながら、人間の目は前にしかついていません。でも、サッカーは、前だけではできないスポーツです。さて、そこで、何を使うのか?サッカーは、団体競技です。「声」です。周りの選手が教えてあげれば、見えないところに何があるのかがわかります。「後ろにおるよ!」って声をかければ、後ろに味方がいることがわかります。
そして、状況がわかったら、走ること。走ることで状況が変わります。スペースを作ることも潰すこともできます。たとえば、前線にボールがあるからと言って、DFが走らなければ、逆襲を受けたときにオフサイドはとれないし、真ん中にスペースを与えてしまいます。どこに走るべきなのか?それは、状況判断から来ます。ボールがないときの選手の動きこそが、サッカーの生命線です。逆サイドにボールがあるから休憩時間ではなく、そのときこそがチャンスです。たとえば、右サイドでボールをうばう。うばうということは、右サイドに選手がたくさんいるケースが多い。逆サイドに相手選手が少ない状況が生まれやすい。だから、逆サイドは早く自分がボールをもらえる位置に移動すれば、ビッグチャンスが生まれます。簡単にゲームを支配できます。
まず、周りを観ることからもっともっと気にしてみよう。