偶然という必然

ひとは、「出会い」と「別れ」を繰り返して、大人になっていきます。「出会い」は、とても偶然です。ほとんどの選手にとって、たった1枚のちらしからサッカーとの出会いが始まったように。小学校の違う選手は、阿児JFCで同じボールを追いかける仲間になりました。いまでは、偶然ではなくて、出会うべくして出会ったかのようです。それは、まるで「必然」のようです。

大学という全国から学生が集まる空間の中で、ともに過ごした大切な仲間がいます。卒業してから10年以上経った今でも、忘れた頃に連絡のある仲間。今日も、数ヶ月ぶりに後輩からメールが来ました。同じクラブに所属し、同じチームでサッカーをした後輩です。彼とは、もう何年も会っていませんが、生涯の友として大切にしたい後輩です。

出会いが、偶然から必然と感じたとき、生涯の友と呼べる仲間になります。監督として、君たちと出会ったことは、必然であると感じます。阿児JFCの選手たちの出会いは、偶然じゃないと感じます。もうすぐ、羽ばたく新中学生の皆さん。これからの出会いを大切に。そして、阿児JFCで出会った仲間を大切にしてくださいね。・・・小学生には難しいかな・・・