難しい言葉ではボール保持とかポゼッションとかいうのでしょうけど、少年団らしく言うと、「ボールをチームで大事にしましょう」ということでしょうか。
まずは、大切に扱うこと。簡単にボールを「クリア！」といって何も考えずに蹴りだしてしまうよりも、ちゃんと味方選手を探して、つないでいくことのほうが大事です。勝利よりも育成です。結果よりも成果です。
簡単に奪われないためにはどうしたらいいのか？どのタイミングでパスを出すのがいいのか。考えてプレーすることが大切です。シュートを決められないためにはどうしたらよいのか。そして、サッカーの目的『シュートを決めるためには！』
サッカーフィールドは、ゴールラインの真ん中にゴールがあります。シュートを入れたいし、シュートを打たれたくないから、真ん中に選手が集まるのは当たり前。ということは、サイド攻撃にチャンスがありますよね。サイドに人が散らばれば、真ん中が空きます。右サイドで、ボールを奪ったということは、大抵の場合、右サイドに人が集まっていて、左サイドはスペースが空いているものです。いかに、すばやく判断してボールをまわすことができるのか。人がたくさんいるところにわざわざ入っていかなくても、いいやん。空いているところから攻めれば。そのためにどうボールを動かすのか。
守りも、相手はシュートを打ちたいから、最終的に真ん中に来たい。
ということは、守るなら、サイドにふればシュート打ちにくくすることができるよね。そこに運ぶためにどう動くのかを考える。サッカーは、常に考えていなければただのボール遊びになってしまう。
チームが連動しなければ、サッカーで楽しむことはできませんよ。
