5・6年生テーマ『1対1』

ago_jfc2008-08-03

久しぶりの土日練習でした。この2日間は、少しフィジカルトレーニングの負荷を高めて、来るべきオーソリティカップ及びフジパンカップ対策を行いました。阿児名物となりつつあるラダートレーニング。このトレーニングは、丁寧に速くしなければ意味が無いと思います。わからないと言いながら飛ばすよりも、わかるためにゆっくりしたほうが次につながります。ラダーはサッカーに限らず、スポーツの基本となる動きについてのトレーニングです。
阿児JFCは、前半調子がいいと思いきや、その流れのままいくのか?と思って、リラックスさせて後半に入ると集中が切れてしまって、なんでもないような失点をしたり、大事な場面で逆転負けをしてしまうことがよくあります。これは、ラダートレーニングひとつとっても同じ場面を見ることがあります。最後に、歩き出す選手と最後まで走りきる選手の違いかなと思うシーンがあります。
最後まで、走れるのかどうか?ただ単に、足が速いとか遅いという問題ではなく、最後は気持ちだと思います。
ボールを持った選手を追いかけるシーンで、後ろを走っていても、ボールを持った選手は、キックモーションに入ったら、スピードが落ちる選手がほとんどです。そこまで追いかけて、最後まで足を出してくれるのか。途中であきらめて失速するのか。近づけば、ボールを奪うチャンスは必ず来ると信じて走ってくれるのか。離れてしまうのか。
強い気持ちを持って挑んでもらいたいものです。『みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために』
さて、1対1について、いままで阿児JFCが行ってきた本当に1対1という場面から発展させたよりゲームに近い形での1対1を行いました。
最近の練習で工夫しているのは、練習の形よりも、よりゲームに近い形です。答えは、ひとつではありません。選択肢を増やしていく。一瞬のうちにより多くの答えを思いつくことが大切です。そのことがプレーの幅になります。その幅を増やしていくことを目標にしています。実戦の中で、楽しみながら練習の成果を出せるように、個人練習をしましょう!
今日が、オーソリティカップまで最後の外での練習でした。不慣れな11人制なので、もう少し連携の練習をしたかったのですが・・・。
夏休み中の大会の難しいところです。